初めてSFA/CRMを導入する企業の方向けのソフト比較表

10のSFA/CRMを徹底比較

20以上あるSFA/CRMの中から最近話題のソフトをチョイスして当サイト独自のSFA比較表を作成してみました。

〇=初期設定のまま利用可能 、 △=多少の設定が必要 、 ×=標準機能で対応不可
※表内の各機能や価格については当サイト調べ。各メーカーの皆さま、もし誤っている場合には問合せフォームよりお知らせください。ただちに修正します。

※1 eセールスマネージャーのオンプレミス版の価格についてはhttps://www.nec-nexs.com/sl/esales_manager/introduction.html より引用
※2 Sansanの価格、初期費用については https://biz.kakaku.com/guide/18092001/ より引用

※3 NICE営業物語(クラウド版)の価格については https://azmarche.com/category/USE_DEPARTMENT/7042_NEW_SNCNICE_000.html より引用
※4 NICE営業物語(オンプレミス版)の価格については https://japan.techrepublic.com/article/35078886.htm より引用
※5 NICE営業物語の初期費用については http://www.ni-consul.co.jp/masscommunications/img_kiji/vol190.pdf より引用

表の文字が小さくてすみません・・・・。
※この表は左上から右下までコピーし、お手元のExcelにペーストすると、表のまま貼り付けることが出来ますので、Excelにコピペし、拡大してご覧いただいた方が見やすいと思います。

さて、上のSFA/CRM比較表ですが、縦の機能軸には、SFA/CRMを検討される企業で要件にピックアップされがちなものを並べました。

このようにみると、意外にも世界No.1のSFA/CRMであるセールスフォースドットコム社のSalesCloudに×がついています。
逆に新興SFA/CRMメーカーであるEcreaに〇が多く見られます。

ではセールスフォースがEcreaや他のソフトウェアに劣るのかというとそんなことはありません。

表下に書いた通り・・・
〇=初期設定のまま利用可能
△=多少の設定・カスタマイズが必要
×=標準機能で対応不可/専門的なカスタマイズが必要
と定義したことにより、セールスフォースには×が多くなってしまったのです。

SFA/CRMは中堅企業以上にはかなり浸透してきていると言われています。
よって、このSFA/CRM比較表は、まだSFAやCRMを導入したことのない中小企業向けに作成しています。

セールスフォースの専門知識を持っている人がもし社内にいれば、セールスフォースはほぼあらゆる機能が「〇」になります。
ところが、従業員100名以下の中小企業においては、セールスフォースの専門知識を持っている人はほぼ皆無なので、上の表のような〇×になったというわけです。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
企業のITリテラシーによって〇×の意味が異なってくると言うことか!

中小企業におけるオススメのSFA/CRMとは

SFA/CRM選びで大切なことは企業(自分の会社)のマネジメントレベルに合ったソフトを選ぶことです。

たとえばこれまでノーマネジメントだった会社がシェアNo.1のセールスフォース(SalesCloud)を導入したからといって、売上が上がったり、営業生産性が上がるわけではありません。
むしろ、費用対効果を一切得られない可能性の方が高いでしょう。

大切なことなので繰り返しますが、マネジメントレベルに応じたソフト選びがSFA/CRMの導入においては重要なのです。

では、自社に合ったSFA/CRMはどう選ぶべきなのでしょうか!?

選び方は千差万別ですが、大きくは

営業・商談データの収集頻度と精度、そしてそのデータの活用レベル

というのが大きなポイントとなります。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
商談など日々の営業データをどれほど活用しているか!?というのがSFA選びのポイントなのか

ザックリではありますが、データ収集と活用レベルを分類してみると・・・

レベル1
日々の商談を日報や週報(Excel/紙/メール)という形式で収集している
日報で得た情報を使って何かしらのフィードバックすることは行っていない

もしくは営業情報の収集はほぼやっていない

レベル2
日報や週報(Excel)で商談内容や活動量を収集している
日報や週報に対して営業アドバイスや指導を行っている

レベル3
日報や週報(Excel)で収集している
活動件数や売上見込を別紙に集計し直し、戦略の見直しを行っている

このように分けられます。

ではレベルに応じたオススメのSFA/CRMをピックアップして比較表にまとめてみます。

商談データの共有レベルが低めの企業にオススメのSFA/CRM比較表

まずレベル1の企業の場合、
SFA/CRMを導入し、ITツールの有効性を短期的に実感すること
が重要となります。

短期的に実感できないと、営業社員から「余計な手間だけ増えた・・・」と落胆され、社内クレームが発生し、運用が失敗に終わってしまうリスクが大きくなるからです。

また、データを活用する営業文化がないことから、SFA/CRMを高いレベルで活用することが望めません。

以上から考えると
・コストが安い(1人あたり5,000円未満)
・カスタマイズを必要とせず一定の活用が望める
・日本の商習慣に合ってる≒国産メーカー
が適しているのではないかと考え、上の4つのソフトをあげてみました。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
確かに安いソフトであれば、万が一運用が軌道に乗らず頓挫しても傷が浅いもんな!

商談データの共有レベルがそこそこの企業にオススメのSFA/CRM比較表

レベル2になると、SFA/CRMの効果は実感しやすいはずです。
というのも、日々の情報蓄積と情報を活用した営業指導に慣れているからです。

よってその延長線上で使えるソフトを選んでみました。
・これまで通りの内容をSFA/CRMに打ち込むだけで、+アルファが望める機能がついている
・初期カスタマイズ(難しい設定)を必要としないこと
・日本の商習慣に合ってる≒国産メーカー
これが条件です。

新規開拓型営業で、日々5枚以上の名刺を営業マンが獲得しているようであればSansanも検討対象に入れるべきでしょう。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
レベル2においても国産がオススメなのか。確かに日本製の方が分かりやすいからな。日本製で慣れて、機能面で不自由を感じたら海外製に切り替えればいいだけだしな!

商談データの分析レベルが高い企業にオススメのSFA/CRM比較表

一定以上の分析を行っている会社の場合は上の3つをオススメします。

なぜか!?

それは単純で、自社の分析手法に合ったデータ抽出をオリジナル作成することが出来るからです。

家を建てることに例えるならば
SalesCloud、ZohoCRM、kintone この3つは注文住宅で
それ以外のソフトは戸建て住宅です。

もちろん、上の3つ以外のソフトでもデータ抽出やダッシュボードを作るなどといった要望に対して、対応することは可能です。

しかしカスタマイズ=追加開発対応となります。

開発費用がかかることは当然のことながら、そもそもクラウドサービスでは開発してくれなかったり、別途月額費用(追加保守料)が発生することが考えられます。

ところが、SalesCloud、ZohoCRM、kintoneであればソフト内で自由に機能追加が出来るので、社内にそれぞれを扱うことに長けた人材がいれば、費用をかけずに自社に合ったソフトを作り上げることが出来ます。

たとえ、社内に3つのソフトに長けた人材がいなくても、初期費用をかければ各メーカーの開発パートナー企業に作り込んでもらうことが出来ます。

今、社内で6つ以上の営業データ集計用のExcelを営業マンに提出させている企業の場合はSalesCloud、ZohoCRM、kintoneに絞って検討した方がいいかもしれません。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
Excelでゴリゴリにデータ分析している会社は外資のSFA/CRMもしくはkintoneってことか!

SFA/CRM比較まとめ

如何でしたでしょうか。

私は「周りの企業が使っているから」「有名だから」「テレビCMで観たから」と安易な理由で自社に合ったSFA/CRMを導入してしまい、失敗・頓挫している企業をたくさん見てきました。

このページでご紹介したのは、あくまでデータ分析レベルという1つの観点に応じたSFA/CRMの比較ですが、当サイトをご覧いただいた皆さんには自分の会社に合ったSFA/CRMを慎重に選んでもらえるよう一助になれば嬉しい限りです。