そもそも営業支援システムとは
今日はいつものようにSFAやセールスフォースではなく「営業支援システム」という言葉を用いてみます。
SFA(セールスフォースオートメーション)は日本語に直訳すると「営業力自動化」といういまいちなネーミングとなるので、日本では「営業支援システム」と呼ばれています。
しかし世の企業にとって営業支援システムというとどのようなイメージで考えているのか?とふと思ったので、私の見解を書いてみます。
[aside type=”normal”]IT業界ではない人たちが思い浮かべる営業支援システムとは
・営業リストをピックアップしてくれるシステム
・テレアポ用のシステム
・営業代行用のシステム
・営業日報の電子版(IT・システム)
・社内用のLINEやfacebookのようなSNS
・営業部門向けのスケジュール共有システム
・顧客管理システム
・メルマガなどメール配信システム などなど[/aside]
このように人によってさまざまなイメージがあるかと思います。
では実際に営業支援システムではどれくらいのことができるのかというと上に挙げた8つでいうとどれもがSFA(セールスフォース)にて実現可能です。
つまり営業支援システム≒SFAなのです。
じゃあ各社の営業支援システムって何が違うの?
営業支援システムがITに詳しくない人達がイメージしているシステムであるならば
「じゃあ営業支援システムってたくさんあるらしいけど何が違うの?」
というのが次の疑問でしょう。
極論をいうと、どのメーカーのソフトも大差ありません。
だってITですもの、プログラマーさえいればパクることが可能です。実際、今、営業支援システム業界で起こっているのは機能のパクり合いです。
昔の製造業のような
「ウチには卓越した技術があるから大丈夫!」
という技術格差がSFA業界にはあまりありません。※もちろん上位メーカーと下位メーカーでは開発人員や多少の技術力の違いにより少なからずの差はありますが。
少し話を逸らすと、みなさんももしかしたら経験があるかもしれませんが、ホームページの制作をWEB会社に依頼するとき、どの業者に発注するかをめちゃくちゃ迷いませんでしたか!?
「10万で作れます!」という業者もあれば、かたや「100万は超えますね」という業者もあったのではないでしょうか?
この費用(見積)の差って何だと思いますか???
一概にそうだとは言えませんが、私はこの差を次のように考えています。
・ホームページを作ることが目的
・ホームページから問い合わせを増やさせることが目的
このように目的・目標設定が業者毎に異なるため、費用に差が生まれます。
営業支援システムのメーカーにおいてもこれとまったく同じことが言えます。
・システムを提供することが目的
・システムを通じて営業力強化、さらには売上UPの実現をサポートすることが目的
このような目標設定の違いから費用に差が生まれてくるのです。
営業支援システムを比較する意味
営業支援システムのメーカーにはそれぞれカラーがあるのです。
しかしシステムを検討し始めた人にとってはこのカラーの違いがどうしてもすぐには判りません。
当サイトではこのカラーの違いや実際のユーザー企業の声を拾いながら、各社の営業支援システム(SFA、セールスフォース)の評判を伝えていくつもりです。
まずは営業支援システムを検討し、比較している皆さんご自身が「何のために営業支援システムを導入したい」のかを明確にしてください。
そして良いシステムを作っている会社に依頼すべきか、ソフトだけでなくシステムの活用に長けている会社に依頼すべきかをまずはじっくりと考えることをオススメします。