名刺管理システム(名刺管理系SFA)とは
以前も当ブログで「名刺自動登録系SFAを調査・比較してみた!」という記事を書きました。今回は自動登録に限定せず、調べてみました。(クライアントからそういうリクエストがあったので・・・)
まず改めて名刺管理システム(名刺管理系SFA)が何なのかを説明すると・・・
・営業先で交換した名刺をシステムに簡単に登録できる
・登録した名刺を社内で共有ができる
この2大機能が名刺管理系SFAの最大の特長と言えるでしょう。
名刺管理システム(名刺管理系SFA)を比較
最近よく目にする名刺管理システム(名刺管理系SFA)は・・・
・Sansan
・Eight(Sansanの個人版)
・Wantedly People
・BizCompass
・名刺de商売繫盛
・メイシー
です。
これらを比較してみると・・・
Sansan | Eight | Wantedly People | BizCompass | 名刺de商売繫盛 | メイシー | ||
メーカー名 | Sansan株式会社 | Wantedly株式会社 | 株式会社セールスパートナー | ヤマトシステム開発株式会社 | 株式会社もぐら | ||
価格 | 初期費用 | 月額利用料×12カ月 | 無料 | 無料 | 約50,000円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 3,500~6,500円/1ID | 無料 or 400~480円/1ID |
無料 | 5,000円/5ID | 30,000円/無制限 | 1,980円/10ID | |
名刺1枚 入力費用 |
1IDにつき50枚まで無料。以後、1枚30円 | 無料 | 無料 | 1枚30円 | 1枚40円 | 1枚25円 | |
機能 | 人力入力 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
OCR | ? | ? | ? | ? | 〇 | ? | |
SFA機能 | 〇 | × | × | × | × | × | |
その他 | メリット | ・業界No.1 ・名刺管理のみならず豊富なSFA機能を有する |
無料である | ・無料である ・CSV出力可能 |
写メ・人力入力式においては最安 | データセンターがおそらく強固 | 人力入力では最安 |
デメリット | 多機能高価格≒名刺管理のみを望む企業には不向き | ・社員間の共有が出来ない ・CSV出力は有料版のみ ・名刺管理のみ |
・社員間の共有が出来ない ・名刺管理のみ |
機能が名刺管理のみ | ・高い ・名刺管理のみ |
・名刺を都度郵送しなければならない ・名刺管理のみ |
※2017年8月 当サイト調べ
こう見てみると、リーダー企業であるSansanが強気な値付けですね^^;
また個人用名刺管理だとWantedlyがユーザー数をかなり増やしてきているようで、名刺をデータ化する上にSNSのようにWEB上で繋がりを作って交流を活性化させる・・・というのが今後の個人用名刺管理の主流になってきそうです。
で、「結局どれがいいの?」って話になりそうなので、私の意見を申し上げると
名刺をデータ化して社内共有することが目的なら安くて信用できるソフト
と考えています。
社内共有というのがポイントで、自分が交換した分の名刺を管理するだけであればEightやWantedly Peopleで十分。社内共有するならSansan、BizCompass、メイシー、名刺de商売繁盛が選択肢になります。
後者の中でもSFA的な機能(日報や売上見込の管理など)が不要ってことになると、Sansan以外となります。
さらにさらに「安い」という条件と「写メで登録」となると、BizCompassと名刺de商売繫盛に絞られ、コスト面から言うとBizCompassがオススメということになります。
でも、名刺を管理することはあくまで手段なので、営業の効果・効率を上げるという観点から考えると、SFA的な機能がやはり必要となります。
そう考えるとSansanになります。
がしかし、名刺情報を人力でデータ化させるSFAはSansanのみになりますが、OCRで名刺データを取り込めるSFAは多数あります。
・eセールスマネージャー
・Sales Force Assistant
・Ecrea
・GRIDY 名刺CRM などなど
これらは人力でない分、大きな費用をかけることなく名刺をデジタルデータにして管理することが可能です。
今回ご紹介したように用途に合わせたSFAを比較し、選ぶことが重要です。
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