SFAを比較

各社のSFA/CRM独自機能まとめ

一口にSFA/CRMといっても、メーカー各社で様々な色があります。
ということで今日は各社SFAの独自機能を紹介しながらSFAを比較してみます。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
基本的にはメーカー間で横並び的な機能開発が進んでいるものの、それぞれのSFAで独自機能があるぞ!

目次

Senses Gmail補助

Senses(マツリカ社)は数あるSFAの中でも良い意味で尖った、独自性のあるSFAだと個人的には思っています。

その中でもGmail連携による営業活動アシスト機能は優れものです。

・コンタクト情報の登録・更新
・取引先の登録・更新
・案件の登録・更新
・アクションの登録
・アクションコンタクトの登録
・おすすめアクションの参照
・メール開封通知の確認
・Googleカレンダーからのアクション登録・更新

SFAを運用していく中で意外と面倒なのが、顧客とのメールのやりとりをSFA上に残していくことです。
SensesではGmail連携によりGmail上から顧客情報やメールのやりとりを蓄積することが出来るようになっています。

またメール作成時にはオススメアクションを参照することが出来るようになっていて、全営業マンの営業水準を高めるための営業補助機能の役割も果たしてくれるのです。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
メーラーとSFAの画面を行き来することは思いの外多いから、メーラーと連携しているのは便利だな!

Ecrea クリック通知機能

マーケティングオートメーション(以下、MA)やメルマガスタンドではメール開封率やメール内のURLクリック率を調べる機能がついていることが当たり前です。

ところが、SFAにおいてこのような機能が搭載されていることは稀なのです。
営業の主活動の1つにメール対応がある、にもかかわらずです。

今や営業活動においてメールやチャットを使うことは当然のことです。
メールで、オススメのwebページ(web情報)を見込客にお知らせすることで信頼を得ている営業マンも多いことでしょう。

このようにメールをヘビーユーズする営業マンにオススメなのがEcrea(エクレアラボ社)のクリック通知機能です。

顧客に対してメールにて
・製品情報
・イベント情報
のwebサイトURLを送信する際に、オファーリンクをご利用いただくことで送信先(顧客)独自のURLを発行します。
このURLがクリックされると担当営業社員にクリック通知が届きます。
すなわち、顧客に対してwebの情報提供を行う中で、どの顧客がその情報を欲しているか=ニーズが高いかを掴むことが可能となります。

Ecrea上で見込客毎の独自URLを作れるので、それをメールに添えて送信します。
見込客がそのURLをクリックした瞬間、営業マンに通知が届きます。

つまり、営業マンが見込客のニーズ有無をメールだけでチェックできるようになるのです。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
ニーズ確認のためのムダな電話や訪問をしなくてすむようになるってことか!

SalesForceAssistant AI秘書育成・着せ替え機能

橋本環奈さんがモデルをつとめているので(2020年2月現在)ご存知の方も多いかもしれませんが、SalesForceAssistant(NIコンサルティング社)のSFAには電子秘書、AI秘書が搭載されています。

AI秘書がその日のスケジュールや対応モレを教えてくれることで、営業マンの活動を補助してくれるというものです。

このAI秘書の中で面白い機能が「育成・着せ替え」機能です。

営業活動で、KPI達成や案件の受注などユーザー企業が設定した重要な活動を実施した際にエネコインというSalesForceAssistant専用のポイントを獲得することが出来ます。

このエネコインを使うと営業マンは自分のAI秘書の服装や髪型などを着せ替えることが出来たり、レベルアップを図ることができるというのが同機能です。

「え、大した機能じゃなくないじゃん」

もしかしたらそう思われた方もいらっしゃるでしょう。
けれどもSFA/CRMに対して、ネガティブな姿勢で取り組む営業マンが多数派です。

AI秘書のレベルアップやポイント獲得機能というゲーム的な要素で多少なりともSFA/CRMを前向きに取り組む営業マンがいるのです。

こういった要素を盛り込んでいるSFA/CRMは他になく、個人的にはとても評価している機能の1つです。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
KPI達成時にシステム的報酬ももらえるってことだな!

【まとめ】SFAを比較する時には独自機能にも注目しよう

SFA/CRMを比較する時には、顧客管理、案件管理など自社の営業活動、営業マネジメント上で必要な機能を比較しがちです。

ところが、実は各社の独自機能にこそ、営業活動を大きく改善する効果が期待できるケースがあったりします。

日本では

自社の業務にITツールを合わせる

がシステム検討時の常識ですが、テクノロジーの発達は著しく、今や

ITツールに自社の業務を合わせる

この方が効率的に業務改善を行える場合があります。

SFA/CRMの導入をご検討されている企業の皆さんは是非、今日のような独自機能から比較検討するソフトを絞り込んでみては如何でしょうか?

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