2019年のIT導入補助金の申請がスタート
今週の5月27日より2019年度IT導入補助金の申請が開始しました。
IT導入補助金とは、IT導入補助金事務局が対象としているITツールを導入した際に半額(最大450万円)をもらえる補助金のことです。
昨年はWEB制作(※)もIT導入補助金の対象だったため、私も何社か支援させていただきました。
※今年は対象外。
この補助金の最大のメリットは・・・
申請がラク
という点です。
通常、補助金というと中小企業診断士の手を借りたりして、申請や報告業務にかなりの手間を要します。
ところがIT導入補助金の場合、申請業務では早ければ30分、時間が掛かったとしても半日で申請可能です。効果報告という補助金受給後の報告義務についても例年緩和されており、こちらも売上や営業利益、従業員数、平均労働時間を入力するだけのシンプルなもので、30~120分ほどで入力できます。
つまり何かしらのITツール導入を考えている中小企業にとっては簡単、お手軽かつ実質半額でITツールを導入することできるというわけです。
逃してはいけない機会、いや、使わなきゃ損!と言えるくらいのチャンスがIT導入補助金
なのです。
さらにさらに、今年は例年よりも補助額が大幅に増えています。
スケジュールとしては・・・
※画像はIT導入補助金公式webサイトより引用
こんな感じです。一次公募の申請期間は6/12迄となっておりまして、あんまり時間がありませんので、IT導入補助金を申請予定の方は注意が必要ですね。
IT導入補助金を使えるSFA/CRMは!?
では本題、2019年度のIT導入補助金を利用できるSFA/CRMを調べてみました。
今回は、対象ITツールの検索条件に
業種:卸売業
エリア:東京
プロセス(機能):顧客対応・販売支援
を入力し、こちらの条件に該当するメーカー名の中から私の知っているSFA/CRMメーカーをピックアップしました。
以下が2019年のIT導入補助金対象SFA/CRMです。
※並び順は検索結果に表示された順番です。
※2019年5月30日現在の対象ツールです。
メーカー名 | ソフトウェア名 | スマートSMEサポーター | 該当ページ | |
1 | エクレアラボ | Ecrea | 〇 | https://portal.it-hojo.jp/h30/search/ittools/detail?id=a0m0I00000FGW9NQAX |
2 | インフォファーム | 戦略箱ADVANCED | 〇 | https://portal.it-hojo.jp/h30/search/ittools/detail?id=a0m0I00000FGHyXQAX |
3 | NIコンサルティング | SalesForceAssistant | https://portal.it-hojo.jp/h30/search/ittools/detail?id=a0m0I00000FGdFiQAL | |
4 | 富士ゼロックス | zohoCRM | 〇 | https://portal.it-hojo.jp/h30/search/ittools/detail?id=a0m0I00000FGaAbQAL |
5 | システムズナカシマ | NICE営業物語 on kintone | 〇 | https://portal.it-hojo.jp/h30/search/ittools/detail?id=a0m0I00000FGW26QAH |
検索結果に対象ITツールを販売している会社について、「スマートSMEサポーター」の有無が記載されるようになっていました。
スマートSMEサポーターとは・・・
中小企業者等の生産性を高めるためのITツールを提供するITベンダー等を情報処理支援機関として認定することにより、中小企業者等が使いやすいITツールの開発を促すとともに、中小企業者等にとってITベンダーやITツールを選定するために必要な情報を取得できるための支援体制を整備するもの
※公式webサイトより抜粋
という中小企業のITツール活用推進をサポートする会社のことを指すようです。
本日時点で、数あるSFA/CRMメーカーの中でIT導入補助金を使えるメーカーはわずか5つでした。
SFA/CRMの導入をお考えの企業は、今のタイミングであればIT導入補助金を利用可能なソフトの中から選んでみるのもコストというリスクを考えるとアリと言えるのではないでしょうか。
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