SFAの活用

テレワーク営業、リモート営業に役立つITツールはどれ?

2020年5月20日にこの記事は書いています。
現在、東京都では緊急事態宣言が5月末まで延長され、営業マンにとっては
・訪問しても顧客がいない
・新規顧客を開拓しようとも会ってもらえない、キーマンが出社していない
・既存の提案もなかなか進まない
・それどころか予算凍結によりご破算になった
という話をちょくちょく耳にします。

まさに営業冬の時代の到来です。

とはいえ冬だからといって籠っていられないのが営業の辛いところ。
むしろ冬ではなく、これからは今のスタイル、今の環境がスタンダードになるかもしれません。
そう考えた場合、営業手法をバージョンアップさせねばなりません。

ということで今回はテレワーク営業、リモート営業を行う時に便利なITツールをSFA/CRMに限らず紹介してまいります。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
コロナによって飛び込みやテレアポといった前時代的な営業が終わりを迎えるのかな・・・

目次

営業マン向けIT便利ツール

まず営業マンの営業活動においての便利ツールをあげてみます。
顧客への情報提供系、自己管理系、リモート商談/テレワーク商談系、社内コミュニケーション系、ITツールをこの4つに分類してみました。

リモート営業時の顧客への情報提供用ITツール

リモート営業、テレワーク営業によってこれまで以上に情報提供の必要性が高まりました。
以前であれば定期的に顧客を訪問することで、顧客が抱える悩みごとを相談してもらったりして商談に繋げることができました。

ところが現時点に限って言えば、過度な(不要な)接触を顧客は避けることでしょう。
また営業マンにとっても意味のないコンタクトを図ろうとすることは「今の時代に御用聞きに来るとは何を考えているんだ!」とマイナスの印象を持たれてしまうので避けたいところです。

けれども、コンタクトをとらないと商談機会は生まれません。

ではここからが本題です。
テレワーク、リモート営業でも顧客とコンタクトを取れる、取りやすくするためのITツールを紹介していきます。

Googleドライブ

クラウドストレージとして利用されている方が多いGoogleドライブ
実は顧客と資料を共有するのにも便利です。

一昔前だと容量が1MBを超えるようなファイルは宅ふぁいる便(現:データ便?)などで共有することが多くみられました。

ただ宅ふぁいる便だと資料を送付する度にアップせねばならず、手間がかかってしまいます。

これがGoogleドライブであれば、利用頻度の高いファイルをあらかじめドライブにアップしておき、顧客に送付する際には共有リンクを取得してメールに貼り付けるだけで共有できるようになります。

また次に挙げるEcreaオファーリンクとあわせて使えば、資料閲覧タイミングまで把握できます。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
宅ふぁいる便ってサービス終了してたの!?

Ecrea オファーリンク

こちらは前回の記事でも紹介しましたが、見込み顧客のURLクリックタイミングを営業マンに通知するというプチMA(マーケティングオートメーション)機能です。

先日、面白い動画がアップされました。

Googleドライブにアップした資料を見込み顧客がいつ閲覧したのかがオファーリンクを使うことでわかるようになるそうです。

ホームページに新たなページを作らずとも、パワーポイントで作成したチラシなどで見込み顧客の反応を確かめることが出来たのであれば、たしかにリモート営業では有効な手を打ちやすくなるはずです。

SFAコンシェルジュ
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資料は添付して送る時代ではなくなったってことか!?

メールディストリビューター

メールディストリビューターは無料の一斉メール配信ツール(太字)です。
リストを登録すれば、リストに掲載されている人全員に対して一斉にメールを配信することが可能となります。

いわゆるメルマガを配信できるということです。

「顧客への情報提供活動を積極的に行いたいけど、1件ずつメールをするのは手間だな」
というお悩みを解決してくれるツールです。

最近は営業マン個人単位でメルマガを配信することがよく見られます。
いわゆるリードナーチャリングを営業マン個人で行うこと場合、メルマガはとても有効な打ち手だと言えるでしょう。

またコロナ禍で顧客とのリアル面談をセッティングしづらい昨今においてはその有効度は更に増していると思われます。

SFAコンシェルジュ
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メルマガを日頃から送っておくとイベント開催時の集客が楽だっていう話だぞ!

リモート営業で便利な自己管理系ITツール

在宅勤務だとどうしても気が緩みがちです。オフィスに居る時以上に自己管理が必要となります。

ということで社員同士、個人でも利用できるタスク管理ツールを紹介していきます。

Trello

Trelloはカード型のタスク管理ツールです。
個人のタスク管理はもちろんのこと、社員同士のTodo割り振り、共有も可能です。

一般的なタスク管理ツールよりも便利なのはカード型なので進捗状況を簡単に変更できるという点です。

「やるべきこと」「着手中」「確認待ち」「完了」といった進捗状況を自分で設定することができるので、やってないorやったなどのゼロイチのTodo管理ではありません。

ちなみに筆者は「今日todo」「今週todo」「AM完了予定」「PM完了予定」「完了」という進捗フラグを作って管理しています。

SFAコンシェルジュ
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Todo管理は死語なのか!?最近はタスク管理と言うらしいなw

リモート商談用ITツール

リモート営業のためのweb会議システムについて今、もっとも注目を浴びているのはzoomでしょう。

zoomに関しては様々な情報がweb上に転がっているので今日は紹介しません(笑)

Skype Meet Now

スカイプを過去にご利用されたことがある方はきっと多いことでしょう。
このSkype Meet Nowはスカイプの新機能です。

機能としてはzoomとほぼ同じです。

優れている点は相手側にアプリをインストールしてもらわなくても、web会議を開始できるという点です。※ただしブラウザはGoogle chromeでないといけません。

アプリインストールを嫌がるビジネスパーソンは意外と多いので、そういった顧客に対しても気軽にオンライン商談を打診することが出来ます。

SFAコンシェルジュ
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アプリをインストールするとPCが重くなるから嫌だって人は絶対数いるよな!

リモート営業でも抜群の意思疎通を図る社内コミュニケーション系ITツール

在宅やリモート営業だと部署内のコミュニケーションが必然的に減ってしまいます。
そこで便利なのがコミュニケーションITツールです。

slack

slackは今やご存じの方も多いでしょう。
コロナ流行後以降に10日で利用者数が100万人も増加したというツールです。

zoom同様、多くを語る必要のないチャットツールだと思いますが、1対1、1対Nでとてもスムーズにチャットを行うことが出来ます、それも無料で。

筆者も利用していますが、PC、スマホそれぞれでアプリが用意されています。
個人的にslackが優れているのは・・・
・各OSでアプリが用意されているのでタイムリーに通知される
・様々なアプリと連携可能
という点です。

特にアプリ連携が秀逸で、たとえば上にあげたTrelloと連携させることでいずれかのタスクの状況が変化した際にはslackに通知が届きます。

このように情報のやり取りだけでなく、情報察知をすばやく行えるという点がslackの優秀な点でしょう。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
Teamsも最近は流行っているらしいが、筆者は試したことがなくてここに書けなかったらしいぞ!

まとめ

ITツールを使いこなすこと、いわゆるITリテラシーはこれからの時代において、間違いなく営業力の1つといえます。

「え、私はITに疎くてメールしか使えません・・・」
という営業マンを皆さんだったら雇いますか?

雇いませんよね。コロナによってリモート営業は激増しましたが、営業でITを使いこなすことはたとえコロナがなかったとしても避けて通れない道なのです。

今日ご紹介したITツールの中でまだ試したことがないツールがありましたら、是非、まずは1度お試しください。

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