SFAの活用

セールスフォース(SFA)で短期的に成果を出すために必要な機能

目次

セールスフォース(SFA)は会社の将来のための取り組み

セールスフォース(以下SFA)は本来、会社の将来のために営業情報や顧客情報を資産化し、データ分析や顧客への再アプローチに活用するためのITツールです。

そのため短期的にすぐに成果(主に売上)を出すことが難しいというのがSFAや営業支援システムを検討したり、比較されている方からのもっぱらの評判です。

が、実際はどうなのでしょうか!?

今回はSFAや営業支援システムを導入した場合、短期的に成果が望める機能についてピックアップして説明してみます。

SFAで実は最も効果的?メール配信機能

メールの一斉配信機能は短期的な成果が望めます。
といってもそれまでメールを一斉配信したことがあまりなかったということが条件となりますが^^;

お手持ちの名刺リストをSFAに読み込むだけで一斉メールが配信可能になります。これによりキャンペーン情報やイベント告知を一斉メール配信し、見込客からの反応を得ることが出来るようになるわけです。

筆者の経験則から言うと名刺リストが200件あれば一斉メールで1~10件の反応が得られるはずです。

SFA 一斉メール

有名どころのSFAでいえばセールスフォース(SalesCloud)やeセールスマネージャー、顧客創造日報(顧客創造アプローチ)には一斉メール配信機能が搭載されているようです。

また、ついでで言うとステップメール機能もついているとモアベターです。

たとえばセミナーを開催して見込客を集めていたり、展示会に出展しているような企業の場合、そこで獲得できた名刺情報をSFAに登録するだけで自動的に御礼メールや商談につなげるような自社紹介メールを数回にわたって送信することが可能となります。
このステップメール機能がついているだけで営業マンの見込客のフォロー活動を省力化したり、手間をかけず見込客へと育成することが出来るので短期的効果が望めると言えるでしょう。

ただこのステップメール機能がついているSFAが少なく、当サイトのランキングに載せているSFAで、メーカーのホームページ上でステップメール機能が確認できたのはEcreaくらいでした。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
一斉メールってそんなにチャンス(機会)が生まれるんだ!

見込客を逸しないための営業日報機能

意外とすぐに効果が現れると評判なのが営業日報機能です。
というのも、営業日報機能によりスマホやタブレットなどでいつでも・どこでも経営者や営業マネージャーが部下の日々の活動を把握できるようになることから、商談チャンスや見込客の動向を逃さずアドバイスできるようになります。

これにより今まではチャンスだとも分からず(把握できず)、立ち消えていた商談機会や見込客を受注・契約に結び付けることが可能となり、短期的な売上増加が望めます。

SFA 営業日報
SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
営業日報って面倒な印象ばかりあるけど、実はしっかり運用すると効果が望めるんだな!

営業訪問件数集計機能が意外と衝撃

思いのほか便利なのが営業訪問や営業活動の件数集計機能。
SFAを1ヵ月運用してみて、この機能を使って集計してみると・・・

ウチの会社(オレ)って、なんて訪問量が少なかったんだ・・orz

と衝撃的な事実をデータとして見て、愕然とされる経営者や営業マネージャー、営業マンは少なくありません。

SFA 営業活動件数集計機能

自分では「ウチの会社の営業マン(オレ)は結構、営業活動してるぜ!」と思っていても実はそこまで訪問量が多くない場合があります。

データという客観的事実が突きつけられることにより、翌月から営業活動量を増やしたり、営業活動を増やせないボトルネックとなっていたものを解消することで、売上UPに繋げることが可能となります。

SFAコンシェルジュ
SFAコンシェルジュ
一定の訪問件数を確保することが営業の基本!

まずはこの3つ機能により短期的な営業活動の改善が望め、売上UPに直結することが考えられます。

実際に私のクライアントでは新規顧客への訪問が会社の目標であったものの、SFAで訪問件数を集計し始めたところ、サッパリ訪問されていないことが分かり、SFAで訪問結果を全社員が見えるようにしたところ、SFA導入3ヵ月後には売上が前月比20%UPを記録し、導入後1年には売上1.8倍となりました。

このようにSFAは使い方(活用方法)次第で成果に反映させることが出来ます。

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